【神ゲー】ウィッチャー3を100時間プレイしてクリアした
軽率に”神ゲー”ということばを使いたくないのだが、このゲームにおいてはそれが許されるだろう。
【本作の概要】
『ウィッチャー3 ワイルドハント』(英語: The Witcher 3: Wild Hunt、ポーランド語: Wiedźmin 3: Dziki Gon)は、2015年にポーランドのCD Projekt REDが開発及び販売したアクションロールプレイングゲーム(ARPG)。アンドレイ・サプコフスキによるポーランドのファンタジー小説『ウィッチャー』(原題:Saga o wiedźminie)を原作とする。2011年にリリースされた『ウィッチャー2 王の暗殺者(英語版)』の続編であり、三人称視点のオープンワールドゲームであるウィッチャーシリーズ(英語版)の3作目である。
2023年5月31日。筆者はウィッチャー3をクリアした。
プレイ時間は100時間(本編50時間 DLC2種50時間)である。日数にしてこの5月をまるまる費やしたことになるが、とても楽しい時間を過ごした。
今回の投稿は、クリアした充実感を忘れないうちに感想をしたためようと思った次第である。
さて。今時オープンワールドのゲームなどさほど珍しくもない。ではなぜこのゲームは2023年における今でも「オープンワールドの最高峰」と呼ばれるのか。まずはそれについて語っていきたい。
【徐々にわかる圧倒的な作り込み】
本作の最も評価すべき要素はその作り込みようだ。始めて見てすぐにわかる、というようなものではない。プレイするにしたがって徐々にこのゲームの圧倒的な作り込みが理解できるようになっているのだ。会話一つにしたって、何かがある。
例えば「あなたは誰だ」と問いかけられて
1.名前をいう 2.職業をいう 3.答えない
という選択肢があったとする。
1を選ぶと「名前なんて知ってどうする」とののしられて拒絶されるかもしれない。2を選ぶと好意的にとられた半面、厄介な仕事を押し付けられるかもしれない。3を選ぶと反感を買って戦闘に発展するかもしれない。そして倒した相手がまさかの物語のキーマンで、今後のシナリオに影響が出てしまった、なんてことも。
というように、返答一つで様々な展開に発展するのがウィッチャー3の最大の魅力だ。プレイヤーはひとつひとつの選択肢を慎重に選ばなければならない。
【感想】
最初はめんどくさいゲームだと思っていた。操作性はもっさりしているし、序盤のホワイトオーチャード編はひどく退屈だ。ここで脱落してしまう人も多いだろう。現に私も一度は脱落した。だが、その1年後、暇になったからこのゲームをやってみようと思った。その結果「やればやるほど面白くなるのがウィッチャ―3なんだ」と悟った。それに気づいた時にはすでにはまっていた。世界観にはまればはまるほど、楽しさも比例する。最初はめんどくさがってた霊薬やオイルシステムも積極的にやるようになり、ゲーム内書物を読み漁ったり、果てには100時間もプレイしてしまった。このゲームは間違いなく面白い。そして私は今、二週目を始めている。