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アサシンクリード リベレーションについて色々とレビュー

(2023年11月19日 筆記)

 アサシンクリード リベレーション(Assasin’s creed Revelations)をクリアしたので思ったことを色々と書いていきたいと思います。

プレイ時間は約30時間ほどで結構やりこみました。

アサシンクリード リベレーションの画像

本作の概要については下記のリンクからどうぞ↓

アサシン クリード リベレーション - Wikipedia

個人的な評価

 個人的な評価としては、とても面白い作品だと思います。前作より進化した快適なゲームプレイを土台に16世紀初頭のイスタンブールや伝説のアサシンたちの高潔な物語が展開されており、終始楽しい感情でプレイすることができました。今作に追加された要素のおかげで従来よりもより良い自由なゲームプレイが可能になってます。

 

良かったところ

1.快適になったフリーラン要素

 本作において、アサシンクリードで最も重要な要素と呼べるフリーラン(パルクール)が前作と比べてかなり進化したと感じました。まず快適性という面では、かなりの成長が見られます。以前の作品ではフリーラン中に意図しない動作(思った場所に飛んでくれない、など)が頻発し、その影響で落下ダメージを受けたり敵に見つかったりと取り返しのつかないことになって、イライラを募らせていた記憶がありました。

 しかし、今作はそういったことがあまりないです。ほぼほぼ思った通りの場所にフリーランしてくれるようになったので快適にフリーランを楽しめるようになりました。また、仮に意図しない動作が起きたとしても今作から導入されたフックブレードのおかげでカバーが可能です。

 おまけにこのフックブレードはフリーラン時の利便性を向上させました。長いフックを利用して壁のぼりを時間短縮したり、離れた屋根と屋根を拘束に移動するためのロープアクションに利用されるなど、パラシュートなどのアイテムなどのアイテムも併せればフリーラン時の利便性は劇的に飛躍したといえるでしょう。

 これらの進化によってアサシンクリード リベレーションはゲーム面で良作としての土台を築いています。

 

2.難易度がやさしめになった

 よりアサシンクリードの世界観に浸りたいというプレイヤーは自然とフルシンクロに挑戦するようになりますが、前作まではその達成が理不尽で困難なものでした。しかし、今作ではその難易度が緩和され難しすぎず簡単すぎずのちょうどよい難易度に仕上がっています。

 また、つまらないパズル要素が少なくなりました。以前はクライミングにすら頭を悩まされるパズル要素があり進まないゲームプレイに不満を持っていましたが、今作では楽しいパズルかパズル要素なしの二つになったため、問題は解消されました。

 

3.使い勝手のいい爆弾たち

 本作から爆弾が使えるようになりました。一アイテムというよりメイン武器になりえるくらいその種類が豊富で効果も様々です。単体でも強力な効果を発揮しますが、殺傷用爆弾と支援用爆弾、陽動用爆弾の三つを同時に所持することができるのでそれらを組み合わせて理想的な展開を作ることも可能です。特に陽動用爆弾はステルスアクションの時には重宝します。この爆弾を使えば、今まであまり用いらなかったベンチからのステルスキルも簡単にできるようになります。

 

4.高潔さを備えた素晴らしきキャラクターたちが良い

 アサシンクリードのファンはみな、彼らアサシンたちの高潔さに尊敬の念を抱いていることでしょうが、本作のアサシンたちもまた期待を裏切りません。

 老練のアサシンとなった主人公エツィオ・アウディトーレを筆頭に、追憶のアルタイルやイスタンブールのユスフなど、今作に登場するアサシンたちはみな高潔です。また、ソフィアやスレイマン皇子などといった非アサシンたちも高潔さを宿しており、非常に印象が良いキャラクターたちが多いです。

 

 

良くなかったところ

1.ロックオン機能が使いづらい

 ピストルや毒矢、投げナイフを使用するときなどにロックオン機能は使いますがこれが使いづらいです。そもそもロックオンするのにターゲットの近くに行く必要があるので遠距離武器としての役割をはたしていません。

 

2.ところどころ分かりづらい仕様がある

 仕様の理解が難しいのはアサシンクリードシリーズの宿命といえます。作品が変わるごとに微妙にゲームプレイの仕様が変わってくるため、どの作品も序盤は仕様の調査に時間を費やす必要があります。リベレーションにチュートリアルはありますが、一部のアクションは画面左端にトピックとして簡潔に説明されるだけで具体性がありません。加えて仕様の文章説明は英語から日本語に翻訳される弊害で正確な理解が困難になっています。具体的に理解するためのもっとも簡単な方法はネットで検索するしかありません。実際にプレイして確認するという方法はゲームの仕様的に非常に効率が悪いです。

 

3.エツィオ編のストーリーが従来より短い

 今作の総ストーリーボリュームは従来通りのため不満はありませんが、今作はエツィオ編と追憶のアルタイル編で二分されているため必然的にエツィオのストーリーが少なくなりました。魅力的なエツィオの物語が長く見れなかったのは残念です。しかし、それを補うようにサブミッションが従来よりも増えています。

 

まとめ
  • 難易度緩和や仕様の改善などにより全体的に遊びやすくなった
  • 新システムの追加でゲームプレイが快適に
  • 魅力的なキャラクターたちが多い
  • エツィオ編がやや物足りないが、その分サブミッションが多かったりアサシンクリード1の主人公アルタイルのストーリーがある
  • ロックオンシステムの使いづらさや仕様のわかりづらさなどは相変わらず

 

 

以上です。面白い作品だったので皆さんもやってみてください。

では、末文です。

本来この記事はリベレーションの魅力を書き綴る予定でした。しかし、理想的な記事というのは難しいもので私にはその技量も経験も足りなかったため、このような機械的な文章のレビューになってしまいました。ですが、このライティングも経験としていつかは自分の理想通りの記事が書けるようになりたいと考えています。

では、機会がありましたら次はリベレーションズの歴史背景の解説などを書きたいと思います。ここまで読んでくださり、誠にありがとうございました。