名前のない誰かのブログ@ゲームと就労移行

主にゲームやマンガといったサブカル系から端は哲学や教養などのメインカルチャーまで、幅広いジャンルを題材にした記事を投稿します。

【感想】ゴーストワイヤー・トウキョウ

2023年3月のゲームカタログは驚くほど豪華だった。その中でもひときわ異彩を放っていたのが『ゴーストワイヤー・トウキョウ』
2022年3月25日に発売された本作がもうカタログ入りとは驚いた。
今回、早速プレイしクリアしてきたので、その面白さについて語りたいと思う。

本作のストーリーは、誘拐されたピーチ姫を助けに行くようなものだ。しかし、某有名タイトルと違うのは主人公は道中で自分と向き合い成長する必要があること。そこが感動するポイントでもある。主人公アキトは悩める子羊だ。性格の全く違うKKを相棒にしたことでどのような成長をしていくのかを楽しんでいただきたい。

約8時間程度とボリュームは少ないが、収集要素などやり込みは多く、個人的には満足だった。もし機会があれば収集品を全部集めるまでやりこみたいものだ。本作にはそれだけの価値がある。

バトルもシンプルだが奥深く楽しいのがまたモチベーションを上げてくれるので良い。

総じて面白い作品だと私は思う。

個人的には、プレイ中たびたび現れる幻視演出が奇天烈で好きだ。

もしこのゲームの唯一の欠点を付けるのなら、それはフレームレートの低さだろう。30FPSくらいしか出ていないのではなかろうか。なのでせっかくの美しい渋谷の街並みも見ていると疲れる。(今思えばグラフィック設定をいじって品質を落とせばよかったのではと少し後悔している。)

とはいえ、本作が面白いことには変わりない。コアなゲーマーにはやや単調かもしれないが。
しかしながら、多くの人にお勧めしたい一作である。